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大量消費社会だった20世紀を改めて考えると、これからは資源の有効利用やエコロジーへ配慮した住宅、そして自然と共生するような家づくりを目指したいと考えます。古家だからといってただ壊すのではなく、手を加えることで新しく、そして永い生命を吹き込むことができます。 |
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Mさんは、自分たちが住まい続けていたのではなく、新しく手に入れた古家でありながら、その佇まいを残したいと考えられました。その思いを大切にしながら現代の暮らしにあった住空間を実現することも、設計者として大切な役目だと考えました。
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Mさんの要望や建物の老朽具合から、古家の2階の一部を残すものの大規模な増改築となる今回のリフォーム。ほとんどが新しくなるために、旧いものと新しいものの間に違和感が生まれないよう、そしてデザイン的にどちらも浮いてしまわないよう、どのように融合させるかというのが最初の課題でした。 |
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そこで提案したのが“ガラスボックス”という、両者を生かすものです。玄関とらせん階段の機能とギャラリー、そしてリビングの要素を持たせたもので、家の中心空間となりました。
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道路からのアプローチを進むと、まずガラスボックスと、その先にある庭の豊かな緑が目に入ってきます。そこから庭側へ回り込むようにして玄関へと辿り着くようにプランニングをしたため、来客者は古民家と庭の巨木が醸し出す独特な空間を感じることになります。
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リビングやキッチンからも、吹抜けとなっているガラスボックス越しに五葉松が望め、庭の緑に包まれた暮らしの中でいつも四季の移ろいを感じることができます。
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このようにガラスボックスによって、旧いもの・新しいものの融合、そして緑との融合という相乗効果を生み出すことができました。 |
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ご家族もお二人との事でしたので、3DKから2LDKへと変更し、どの部屋にも採光が取れるようなご提案をさせていただきました。 設備品などは、ご予算重視で基本機能がしっかりしたコストパフォーマンスが高い商品をショールームでご提案させていただきました。